昨夜、かなり長いこと寝かせた小説を蔵出ししたところ、
ものすごい下手さが湧いておりました。ストーリーも、文章も、結びに向けての抑揚もおかしい。
2004年。私はこんなに回らない頭を持っていたのか、と今思います。
元々、エンターテインメント小説とは程遠かったのは確かですが、
それにしてもひどい。まずあり得ない状況が登場人物を悩ませている。
いや作者(私ね)気づけよ、気づかせてあげなよ、と頭を抱えました。
もう完成してしまったものは仕方ないので、
できる限り推敲、改変して小説ブログから、
大澤誉志幸さんの曲名を作品にするブログ、
「ソファーの上でロマンスを」へと移動して掲載しました。
これは、突っ込みどころ満載の掌編です。承知の上です。
しかし恐ろしいことに推敲する前の2004年のオリジナルは、
もっと酷かったということを考えると、マシだ!と思えるのです(作者がw)
軽く作品の内容に触れると、
恋人同士だったのに何らかの事情で会えないまま数年過ごしている。
ある日突然、女性宛てに送られてきたのはグアム行きの片道航空券。
差出人に名前も書いていないが字に見憶えがある彼女は行ってしまうのです。
そこで送り主の彼と再会するのですが、これまで会えなかった理由が酷すぎる…。
2004年のものは何度も書きますが更に酷いので、そのエピソードは丸ごとなくしました。
なので、何か起こりそう、しかし何も起こらない。ドキドキハラハラ、
…いや、ちょっと待って。そのまま!? と、いうところで終わります。はい(笑)
すいません。山なし小説でございます。雰囲気を楽しんでいただけたらと思います。
なぜ舞台がグアムなのかと言いますと、
以前大澤さんのファンクラブにて物語と同じ日付にてグアム旅行の計画があったのです。
私はもちろん参加できませんでしたが、行ったような気分になるためにその日の月を調べ、
当初のタイトルには副題にファンクラブでついていた名前「Sweet Honey Moon」を、
お借りして付けていました。ハネムーンと初蜜のような月。発想はいいですよね(笑)
ただ、お話をかなり替えたので無駄にハードボイルドなシーンが入ったりして、
本当に何か起こりそうな気配がぷんぷんする小説となりました。
どうなったかは、あ、あなたの目で確かめてみてください!<(_ _*)>💦
ちなみに「g.o.a.t ブログ」、文字規制があるようで一気に載せることができず。
図らずも前後編に分かれてしまいました。
決して長くないし、引っ張りたくなかったので少し残念です。
もしよろしかったら作者がここまでボロクソに言う小説、興味本位で読んでみませんか?w
タイトルは大澤誉志幸さんの1998年のアルバム「Love Life」より、
「Private Heaven」と名付けました。優しい愛に溢れた傑作のアルバムでして、
その優しさと溢れ出すポップさをぜひ、小説にしてみたいと思っておりました。ぜひ。
ヒロインのイメージは我が家にいた猫、ななちゃん。冒頭画像の女の子は、Inka Williamsちゃん。気が強く、それでも包み込むようなまなざしを持っていることからイメージ画像にしました。
◆前編
◆後編
大澤さんのアルバムはコチラ↓