2015年5月29日、
愛猫、くろちゃんが逝ってしまいました。
数え切れない、
ごめんね、ありがとう、だいすき、さようなら、を言ってお別れした。
ただ、悔やむのはくろちゃんの目を閉じてあげられなかったこと。
ごめんね、ありがとう、だいすき、さようなら、を言ってお別れした。
ただ、悔やむのはくろちゃんの目を閉じてあげられなかったこと。
彼女は深夜逝ってしまったので、私が抱き上げたときにはもう冷たくなっていた。
何も見ていない美しい眼球はぽっかりと空を映していた。
くろちゃんは私の考えすぎていた「なにか」を一緒に持って行ってくれたようで、
くろちゃんに泣かせてもらったことで、色んな憑き物が落ちたように、
私は私自身の問題に向き合えることができているような気がする。
だから、くろちゃんも目を閉じてゆっくり休んで欲しい、と願う。
◆ ◇ ◆
画像は在りし日のくろちゃんのコラージュ。
利発で優しくて、勇敢で、みみ、なな、ろでむを産んでくれた。私はその日の夜、くったりと猫背になり、泣き疲れ、ただ眠ることに集中した。
そんな私の眠る眼前にくろちゃんがいた。
顔を寄せ何も言わずに大きな瞳はただ私を見つめていた。くろちゃんは色がなかった。
顔を寄せ何も言わずに大きな瞳はただ私を見つめていた。くろちゃんは色がなかった。
目を開けるとくろちゃんの姿はなかった。夢だった。
仮に幽霊なのだとしても怖くない。くろちゃんなのだから。 ◆ ◇ ◆
画像は在りし日のくろちゃんのコラージュ。
里子に出した子も2匹いる。
らむ子さんとも仲良くしようとしてくれた。
今も眠る子供猫たちの姿に、時折くろちゃんの面影を見る。
閉じた瞼にあなたの姿を想う。あなたはとても美しく眩い日々をくれた。
あなたが教えてくれたその日々をこれからも続けていこうと思う。
くろちゃん、ありがとう。