サンタらむ子さん(デコレーションです。本当に被せてはいません)

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24日、参加させていただいている「Mistery Circle」にて、
2015年度「第七回 オススメMC & MerryChristmas」が発表されました。

「灰色の町のピエタ」

ナイスタイトル賞、
ナイス名台詞賞、
ナイスキャラクター賞、
グランドスラム賞、
そして、総合オススメ賞をいただきました。
今年最後に書いた苦心作「レクイエム」にも、
ナイスタイトル賞もいただきました。

すべてに驚きましたが「グランドスラム賞」って初めて目にしたような…。
「2015年度掲載作品の中で、全部門において好評価された作品に贈られる賞。」
との解説がありました。

「灰色の町のピエタ」は自分でもなぜあの作品が書けたのか、
実は今もってわからないのです。
寄せていただいた票のコメントの中に、
「神懸りのような」という言葉をいただいたのですが、
まさに、自分の力ではないような気がしています。
…と、いうと何となく他人事のように聞こえてしまいそうですが、
私の体から出たものなんだよなあ、とあの時どのような状況であり、
どんなことを思考し、行動していたのか、思い返しているところです。
この間、ヘーゲルの「美学講義」(上)を読了したのですがその中でも、
「想像力がけっして受動的なものではないということです。想像力は創造的なものです。」
と、ありましたのできっと自分でも気づいていない部分で、
きちんと能動的に動いていたのだと思います。

ここがピークにならないよう、書きたいと思うのだから書き続け、
来年は文芸賞に応募しようと思います。
読み返すときはしっかり他人になりきります。
Mistery Circleさんの賞といただいたコメントを励みにし、
これからのエネルギーにしたいと思います。
クリスマスの素敵なプレゼント、ありがとうございました!


※最後に宣伝↓ 「灰色の町のピエタ」は少々中身を替えて収録しています。ぜひ。