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ええと、遅くなりましたが、無事帰ってまいりました。
ただいま!でございます。

いやはや、大澤さん、すーごくカッコ良かったです。
今でも黒いシャツ姿が目に焼きついて、
離れなくて夢の中まで占領してしまう。

私が東京に向かったのは8月21日。
まずはそこから話してみましょう。
ええ、今回も連載覚悟でお願いプリーズ♩

しかも記事タイトルとは裏腹に、
今日は多分大澤さんのライブまで辿り着かない、
と、思います(笑)

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定刻より5分ほど遅れて女満別空港から、私の乗る飛行機が離陸しました。
前日、緊張したせいかぼんやりした頭で機内ではぐっすり眠りました。

あっという間に羽田に着いて、
横浜に住む友人と連絡を取り、まずは横浜へ。
むあっとする湿った空気。
その空気は私を巻き込んで、抱き込んで、離さない。
ほんの少し息苦しさが襲うけれど、心のどこかで、
この暑さを熱望している自分も確かに存在していた。
以前も東京に来た時、この暑さを体験していたので、
もう覚悟していたけれど、本当に暑かった。
涼しさへのドアがあるなら開けたいほどだったけれど。

横浜に向かう京浜急行の中で、
友達とこれからどうするかについて軽く話す。
どうしても話はあちらこちらへ脱線してしまったけれど、
それがまた、楽しいんだな。
とにかく重い荷物を降ろしてから、私のかねての希望だった、
「ホテル・ニューグランド」の「THE CAFE」に行くことにする。
タクシーはすぐにつかまり、私たちはいそいそと乗り込む。
お茶だけでも、なんて予定だったけれどメニューを見ているうちに、
お腹がぺこぺこになり、シュリンプピラフを注文。
明治から開業している重厚な造りのその建物に、
レトロな食べ物はよく似合う。

ゆっくりと味わいながらたくさんたまった話をしながら、
食事を進めて行く。
年齢を重ねて起こるさまざまな問題。
重いものから軽いものまで。友達の彼氏へのちょっとした注文など。
女同士ならわかるけれど、彼氏はどうだろうね、なんて、
女ならではの会話。女は「おとな」である、という話し方が好きなのだと思う。
あくまでも私見だけれど。
「THE CAFE」は心地良くてついつい長く居座ってしまった。
私には大事な22日も控えていて、友達ももちろんそれを知っている。
ホテルを出た私たちは山下公園を軽く散策してから、
またタクシーに乗り込み、帰途に着いた。

友達は疲れたのか、ソファーの上で眠ってしまった。
その間、好きなことをしていて、と目を閉じながら言った。
私はさっそくシャワーを借りて熱めの湯で汗を流した。
22日への段取りを頭の中で考えていると、とんだ失敗をしてしまいそうになり慌てた。
とりあえず準備を終えると、友達も目を覚ました。
眠り姫みたいにきれいだったよ、と冷やかすと否定しなかった(笑)
いや、いいんだけど。自分でも「そこは敢えて否定しないでおく」と言っていたし(笑)
眠る前に少し空調をかけ、部屋の中を冷やし、
飛行機に乗ってむくんだ足をくるくる巻いたタオルの上に乗せて、
また話に花を咲かせてから、短く深い眠りについた。
彼女との軽口は果てしない。小学生の頃から。

朝はがっつり食べて、栄養ドリンクも飲んでいざ出発。
荷物が重くて参ったけれど仕方がない。
東京に向かう地下鉄へ乗り込む前に、また秋にね、と友達と別れを惜しんだ。

ホームに立っていると、電車が入って来てそこには見慣れた姿が。
そう。かのセクシーさんこと、M姉さんである!
久しぶり。しかもこんなに暑い時期に会うのは初めてだ。
Mさんは涼しげな青い洋服を着ていて、眩しかった。
待ちに待った22日というこの日を、わくわくしている少女の瞳をしていた。
私も待ったもの。もちろん、あっという間にこの日は来たけれど。
私たちはちらほらと話をして、東京に向かった。
その日はとうとう愛しい大澤さんに会えるのだ。
胸が高鳴る。

***

という訳で、時間切れ。いや、細かく書き過ぎか。
しかし良いのだ。東京も謳歌したいが、横浜も謳歌したかったのだもの。
これはわがままじゃないぞ。純粋な欲求だ。
そして暑さが続く中、六本木「スイートベイジル」へと急ぐのでした。

なぜタイトルがこれなのか、それは次回のお楽しみ、なんちゃって。
そんなこんなで、つづきます♩