しまった!間に合わなかった!日付けが替わってしまった!
昨日になってしまいましたが、22日は大澤さんのソロデビュー25周年記念日でした。
大澤さん、25周年おめでとうございます。
もちろん、この日で終わるわけじゃない。大澤さんは動き続けている。
けれど際限なく続く日々の中、ふと足を止め、自分を取り巻く世界を眺めてみる。
記念日とは、そんな一日のような気がします。いやもう、勝手な「私定義」なのですが。
私にとっても、この一日が来ることが密かに記念日で、
ふと、去年のこの日、おととしのこの日、私は何を考え、
どんなふうに暮らしていたのだろう、と、思いを馳せます。
確かに、色々なことがあったけれど、大澤さんの存在はもしかすると、
地上に合わず人生のかなづちであるかのように、外出できなかった私に、
呼吸法を教えてくれて命を繋ぐ水をくださっているのかもしれない。
玄関先に出ることさえ、足が震えてしまうのに、
いきなり東京に飛んでしまう時、飛行機の中で私は初めてそこで我に返り、
そんなことを考え、笑ってしまうのだ。
そう思ってしまうから、私は東京がいつも愛しく懐かしい場所になる。
人混みや雑踏は、私にとって心地良く泳げる海になる。
25周年に発表された「そして僕は途方に暮れる」の、
DVD映像での東京の風景は、私の郷愁を刺激する。
いつも、胸がせつなくなる。たったひとり、大澤さんが住んでいる街、
そんなことを思うだけで。
きっと、また私は大澤さんのライブに行きたい、
歌が聴きたい、顔が見たい、瞳も手も仕草も、同じ場所で感じたい、
と、強烈に思い、実際行動するだろう。
それは1年に1度かも知れない。それでも繋がっていたいと思う。
大澤さんが音楽を続け、私たちの前で歌っていてくれる限り。
大澤さん、改めて、25周年おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。
あなたがいてくれることに、そして私に空気をくれたことに。深く感謝しています。