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去年のこの日、3月28日、

大澤さんが再活動をしてから初めてイベントを行ないました。
場所は東京銀座「モンテカルロ」
これまで、大澤さんがまた自分の声で歌ってくれるという事で、
ある種、満足してしまっていた。
よほどの事がない限り出向くなんて考えたことがなかった。

けれど、パソコンでこの情報を知った時「行かなくては」と思った。
行った事もない知人のいない場所。
それでも多分締め切りぎりぎりであったであろうその日、私は参加申し込みをした。

行って良かった。
イベントであってライブではないので曲は4曲のみだったが、
その場の空気を作ってくれる大澤さんを生で味わって、じんとした。
これまでたったひとりで聴いていた大澤さんを、
こんなにたくさんの人が聴いていて、その人達がその場に集まる。
それはそれは、ものすごいパワーで、
私はただそこに立ちすくむだけであったが、
その後、知り合ったファンの方数人と、
一緒にお酒を軽く飲んで、素敵な時間を過ごした。
それぞれの大澤さんへの想いを喋りながら。

たった一人だと感じていたものは、崩れたのだ。
こんなに大澤さんを愛してるひとがたくさんいる。
そんな人達と出会えたことだけでも私はあの場に行って良かった、と思える。
その方達とは今でも、つながっていて、大澤さんのbbsはもちろん、
こちらに訪れてくださったり、メールをしたり、
心の内を分け合った同士のようです。
そんなあの日から1年経つ。早い。
大澤さんのbbsは時々怖くて書きこむのを躊躇したりするけれど、
ここでは皆さんもいて、私のたわいない独り言に付き合ってくれる。
私がこの場を作ろうとしたのも、あのイベントへの参加、というのは大きい。
一歩踏み出すことの大切さを教えてもらった。
行きたいなあ、なんてぼんやり思いながら、
行く努力も何もしないで過ぎていたら今の自分には出会えなかったはずだ。

運命、なんて大げさかも知れないけれど、
やっぱり成長させてくれるように人生はできているように感じる。
「あの日」のこともカミサマは知っていたのかも。
そして「あの日」は、その後の11月のイベント参加にもつながっている。
ウィルスのような孤独感を「あの日」は救ってくれた。記念日を作るなんて好きじゃない。
けれど、あの日だけは忘れられない、忘れてはいけない。
私のサンクス・ギビング・デイなのだ。

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あの日歌ってくれた4曲、

「Summer Breeze」
「Vanity of life」
「ずっと甘い口唇」
「Sunshine Love」

大澤さんに酔いました。ビールにではなく。
だけど雰囲気を思い出して味わいたいので私は缶のビールを開ける。