まず最初に説明を。
2013年4月某日深夜、私は自分の寝室にて、
着ていたものをドアノブに結び、首を吊りました。
お尻が床に着かない状態で数秒経ちましたが、
服がほどけたか伸びたかで、体が床に着き、
結果的に誰にも気づかれず、未遂に終わりました。
突発的な行動で、何も考えていなかったと思います。

※mixi日記

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5月11日土曜日、 
私自身の病院に行ってきた。 

言おうか迷ったけれど、姉の付き添いもあるし、 
この間、ドアノブで首を吊りました、と告白した。いや白状した。 
もちろん、体中の痛さもあったけれど、 
やはり突発的に行った行動としてあれは尋常ではなかった。 
そのまま死んでもいい、と積極的に考えていたのも事実。 
その後もずっと「死にたい」という言葉が頭の中をぐるぐるしていた。 

すると、先生は直ちに、 
ソーシャルワーカーさんを通し、 
ケアマネさんと申し込んである特養に順番を早めて、と連絡し、 
仮に順番待ちでも、その間母を緊急入院させる、という判断をした。 
私の通うこの病院は精神科でもあるけれど、
認知症にも積極的に取り組んでいる。 
介護という形で入院させ、
特養が空いたら即入居、という事になった。 

その時は、とにかくほっとした。 
母本人の事は考えられなかった。 

重大な事をしてしまったんだと思う。 
母の人生を私が決めてしまうなんて。 
先生はアドバイスをくれたのだ。 
私がもし、いいえ、まだがんばれます、
と、言っていれば訂正されただろう。 
けれど私は訂正しなかった。 

とりあえず今日から16日までショートの日で母はいない。 
私は入居の話を心に持ったまま、何食わぬ顔で母と接していた。 
今日、ショートで手が離れるまで。 
ああ、何書いてんだかわかんない。 
落ち着いて考えようと思ったが、考えられない。 
母の事や今後、具体的にショートから戻って、など、 
頭に浮かべただけで動悸がひどい。 
やっぱりもう限界だったのだろうか。 
それとも私のがんばりが足りないのだろうか。 
わからない。 
重い。 
気持ちも体も。 

もちろん、未遂の話は先生と姉と私だけしか知らない。 
姉に「言わなくてごめん。言ったらショック受けると思ったから」と言うと、 
「言われなかった方がショックだよ」と言われた。 
こんな事告白されても受け止めきれないだろう、と思ってしまったのだ。 
多分、私ならムリだ。 
そんなムリな事を、自分でした事自体がもうおかしかった。 
そしてこの日、パークゴルフの大会に行っていた父にも、 
「楽しんで戻って来てすぐに母入院とか特養入居の話をしてもかわいそう」 
と、言葉が出て、姉に、
「落ち着いて。そもそもこうなった原因の一つでしょう」と言われた。 
姉はかなり頻繁に手伝いに来てくれたが、
既に家庭も仕事も持っている人だから限界がある。 
 
父は、 
そうだった。 
なにも手伝ってくれなかったんだ。 
いつもそれを嘆いて悩んで、結局自分を痛めつけてしまったんだ。 
冷静になり(なってないかもだが)少しだけ、 
私のせいでもなく、母のせいでもなく、
もちろん、姉でも、そして父のせいでもなく、 
一番悪いのは病気だ、と思った。 
父は、それをどうやっても受け容れられない子どもなだけで。 
何にせよ、このままでいたら誰かが危険だっただろう。 


乱文ですが、日記代わりに。 
読んだ方、重い文章でごめんなさい。

2013年05月14日

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2013年(平成25年)7月3日 転載