連日「オリンピック寝不足」という幸せな生活をしております。
日付もあっという間に替わり、お目当ての種目であるフィギュアスケートの、
男子ショートプログラム(SP)が始まっ・・・終わりましたね(笑)
大好きな小塚崇彦選手は30人中22番目滑走。
くじ引き会場のインタビューにて「どこでも同じだと思う」と、
ある意味、小生意気な発言をしていた(笑)
そんなこづこづの演技、毎回SPではどうもまさかの所でミスがあったりして、
完璧な演技はあまり見たことがなくて、今回もトリプルアクセルを両足着氷して、
ダウングレードされたり、などありましたが、
その他は自信たっぷりに見えるくらい貫禄のある滑りをみせてくれました。
今期の演技、オリンピックでの「BOLD AS LOVE」とても良かったです!
そして充分滑りで観客を魅了し、20秒間のスピンでラスト。
ものすごい大歓声の中でSPを終えた。見ている私も驚愕の大きさでした。
が、小塚選手は「あれ?」という顔。 そして人差し指を上に向けて「音、音」とアピール。
その心は、一度ギターが長く響き、フェードアウトに聴かせて、
最後にギターを切って曲が終わる編集なのですがそこに問題が生じたらしい。
しかし今回は歓声の大きさにかき消されたか、
音響さんがフェードアウトさせてしまったか。
しかしその聴こえていない中でのフィニッシュ。ぴったり合ってました。
はい。テレビで見ていた私はきちんと聴こえていました。確かに音は小さかった。
でも歓声が本当にものすごかったので、それでかき消されたという方に500円。
小塚選手も、終わったことだし、という感じで満面の笑顔で氷上を後にしました。
リンクから戻ってきてスケート靴にキャップをはめる途中、ふらついて、
壁にほぼぶつかりながら「音切られたー」と笑って信夫コーチに伝えていた。
そんな彼のショートプログラムは8位でした。
初めてのオリンピックという特殊らしい舞台の上での素晴らしい演技。
まさに曲の如く「愛のように大胆に」よくやった、と心から思います。
点数は先に書いたトリプルアクセル以外ではミスもなかったように見えたし、
彼のスケート技術はすごいし、おまけに観客の反応が何より素晴らしさを物語っている。
しかし80点は越えなかった。75点台。うそ、なんで?が、正直なところです。
小塚選手は「アクセルでミスったので仕方がないかなと」
と、殊勝なことを言っていたけど顔は実に悔しそうだった。目の光り方がすごかった。
しかし今日の演技のこづこづの不良っぽさが伝染ってしまったようです。
※ ※ ※
画像はすべて小塚選手のSP「BOLD AS LOVE」より。
演技冒頭、一瞬の生意気顔は、はなっからやる気満々だったことが伺えます。
そして華麗なるワイルドで大胆な演技へ。
あれ?音?の瞬間。 でも滑り切ったし、と喜色満面。
※バンクーバーでの練習風景。13日頃。