First Kiss

幸坂かゆり Weblog


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田川未明さんの本をやっと手に入れた。

うう。これだから田舎ってヤツは・・・と文句のひとつも
言いたくなるくらい注文してから届くまでが長かった。
待ちに待ったこの本の表紙の人形に身震いした。

題名は「溺レルアナタ」また、ぞくりとした。
未明さんの書く女性は、どんなに動いていても静止画像のようだ。
昭和の映画を思わせる家や彼女達の佇まい。
地味とすれすれの美しいヒロインは、どこか、
異空間からやって来たように、落ち着いている。
一見、狂人のように思わせられる。

「家鳴り」の寝込んでしまった母親とその妹娘との関係。
「ニンギョヒメ」の中の“人魚姫には、なりたくない”と言いつつ、
充分、人魚姫のような美しさで人を虜にする妖しさを醸し出す祥子。
女性にまで恋慕されるなんて、恐ろしいほど魅力的だ。
「オリヒメ」での、“いそまくらの時を待つ”小夜子。
本の題名である「溺レルアナタ」の鈴。
文字通り、鈴に溺れてゆく来生が哀れでいとおしい。

彼女たちはきっとどんな暑い日でも汗をかかないだろう。
この表紙の人形のように。
ひんやりとした幻想的なこの世の人間。
未明さんの書く人物に、逢ってしまったらひとたまりもない。
それでも、一際鮮やかなモノクロの彼女から、
目を逸らせなくなってしまうだろう。
彼女はそんな人を、すい、と空洞のような瞳で見つけて、
手を差し延べるだろう。
その手をとった時、
こう言われるのだろうか。

   シカタガナイから、見ていてあげる。
   溺レル、アナタ、を。

きっとその人も、溺レル、と思う。
ひとはいつもどこかで、溺れる事を望んでいる筈だから。
溺レル、という悦楽の世界を。

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*陶器のようなジュリー・デルピー。
  彼女も時々人を、ぞっとさせてくれます。

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*「溺レルアナタ」/田川未明
 出版社 ブッキング
 ISBN 4835471253 2003年9月
 /1300 1365(税込)


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カーラ・ブルーニの音楽。
彼女はいわゆる、スーパーモデルだった。
しかし、何となく心底モデルという仕事に野心を燃やしてはいなくて、
どちらかと言えば、楽しんで暮らしていた印象が強い。

広い自分の豪邸で服のままシャワーを浴びて、
パフォーマンスを見せたり、トップレスを猫で隠してみたり、
私からすれば次は何をやってくれるんだろう、
なんて違う意味で楽しみな女性だった。
ミック・ジャガーと噂になった時は奥さんもいたので、
ドロ沼のようになったが、本人は至って普通に見せていた。
ごく普通の恋愛だった、と彼女の態度は語っていた。
だからこそ、今でも彼の曲を歌うのだろう。
ファンから始まる恋愛はもしかすると、
恋人よりも理解できるのかも。なんて、思った。

そんな彼女が自分のアルバムを出した。
「Quelqu’un m’a dit 風のうわさ」というタイトル。
ジャケットもギターと共に寝転がる、シンプルなモノクロ写真。
プロモーション・ビデオはレオス・カラックスが監督を担当し話題を呼んでいる。

モデルだからとか美人だからとか話題作りとかそんなもの。
あのスモーキーなハスキーヴォイスを聴いてしまえば、誰も何も言えなくなる。
性格的にも明るくてフランクだと聞く。もっと彼女の歌を知ってもらいたいと思う。
このとても品のあるキュートでスタイリッシュな女性の歌を。

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こんばんわ。
初めての日記です。
だからタイトルはどきどき。

うー。
PC初心者の私が
こんな大それた事をしても良いのだろうか?
恐・・・幽霊

でも何事も一歩、
踏み出さなきゃ始まらない。
携帯電話もデジタルカメラも
プリンターもスキャナーも、
何もかも持っていない私だが、
字を書く事は出来る。
感動する事は出来るハート

だから、
恐がりながらもやってみました。
変な失敗するかも知れないけど、

とりあえず、よろしくね笑顔

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写真のにゃんこは見えにくいけど、
うちの愛猫・ナナちゃん笑顔

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